抜けた歯をそのままにしておくことのリスク
2019年11月25日
皆さんこんにちは。
二階堂歯科医院です。
虫歯や歯周病、あるいは外傷などによって歯を失った際、何もせずそのままにしておくと、様々な悪影響が生じることがあります。
今回はそんな歯の喪失を放置することのリスクについて詳しく解説します。
歯というのは、口元の審美性を大きく左右する要素であり、1本でも失うと見た目がかなり悪くなります。
それが乳歯の喪失のように、一時的なものであればそれほど気にすることもないのですが、一生涯続くとなるともなると問題が大きいですよね。
歯列の中に欠損部が生じていると、残った歯はそのスペースを埋めるよう移動していきます。
両隣の歯はすき間に向かって倒れこみ、もともと噛み合っていた歯はすき間に向かって伸びていくのです。
そうして全体の歯並びが乱れていくのも、喪失歯を放置することの大きなリスクといえます。
当院では、歯を失った患者さまのお口の状態に合わせて、さまざまな義歯による治療をご用意しております。
例えば、歯が1~2本失われたケースであれば「ブリッジ」と呼ばれる治療が適していますし、それよりもたくさんの歯、あるいはすべての歯を失ったケースでは「入れ歯」による治療がおすすめです。
一言で入れ歯といっても、その種類はさまざまです。
入れ歯は大きく「総入れ歯」と「部分入れ歯」の2つに分けられますし、義歯の設計や使用する素材にも選択肢がありますので、まずはお気軽に二階堂歯科医院までご相談ください。
患者さまのお口の状態を精密に診査・診断することはもちろんのこと、患者さまのご要望もお聞きした上で最適といえる入れ歯治療をご提案いたします。
ご自身にぴったりの入れ歯を装着することで、見た目が良くなり、咀嚼能率も向上し、歯並びが乱れるというリスクも解消することが可能となります。
このように、歯が抜けた際にはできるだけ早期に歯科を受診しましょう。
歯列内に欠損が生じている期間が長かれば長いほど、お口全体に与える悪影響も大きくなりますので注意が必要です。