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歯と感染症の関係

2021年3月9日

皆さんこんにちは。

二階堂歯科医院です。

 

歯の健康や歯並びの状態は、感染症ともそれなりの関連が認められます。

 

そもそも虫歯や歯周病は、細菌感染症の一種ですよね。

 

その他、風邪やインフルエンザなど、一般的な感染症のリスクも口腔衛生状態によって大きく左右されます。

 

そこで今回は、歯と感染症の関係についてわかりやすく解説します。

 

歯や歯周ポケットが細菌の温床となる

虫歯菌や歯周病菌は、清潔な口腔内で感染を引き起こすことは難しいです。

 

なぜなら、足場となるものが存在しなければ、口腔内に定着できないからです。

 

歯垢や歯石が堆積していれば、そこを住みかとして繁殖し、歯や歯茎に感染を引き起こします。

 

歯周病が進行して深くなる歯周ポケットも細菌繁殖の温床となります。

 

歯周病菌が肺炎を引き起こす

お口の中で歯周病菌が繁殖すると、誤嚥した際に気道や肺で炎症を引き起こすことがあります。

 

専門的には「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」と呼ばれる病気です。

 

これもいわゆる感染症の一種であり、口腔衛生には十分気を配らなければならないといえます。

 

風邪やインフルエンザのリスクが高まる?

歯垢や歯石が堆積しているような環境では、虫歯菌以外の細菌およびウイルスも繁殖しやすくなっています

 

それらの病原体が喉の奥で感染すれば、風邪やインフルエンザを発症させるのです。

 

もちろんこれは、歯と直接的に関係しているわけでありませんが、間接的にそのリスクを引き上げることは容易に想像できるかと思います。

 

まとめ

このように、歯の衛生状態は、虫歯を始めとした感染症のリスクを著しく上昇させます。

 

お口は全身の健康の入り口ともいわれるくらいですから、できる限り清潔に保ちたいですね。

 

とくに昨今は、新型コロナウイルスが蔓延しており、口腔内の衛生状態には十分配慮したいです。

 

歯石やバイオフィルムなどは、歯ブラシによるブラッシングで落とすことが困難ですので、歯のクリーニングを定期的に受けることをおすすめします。