ブログ|北九州市小倉で歯科をお探しの方は二階堂歯科医院まで

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根管治療の重要性

2021年6月10日

皆さんこんにちは。

二階堂歯科医院です。

 

歯の根の治療である根管治療は、重症化した虫歯で必要となる処置です。

 

比較的長い治療期間がかかるため、途中で放置してしまう人もいらっしゃるのですが、それはとても危険なことなのでおすすめできません。

 

そこで今回は、根管治療の重要性についてお伝えします。

 

歯の根の中を無菌化する処置

進行した虫歯では、歯の神経まで虫歯菌に侵されます。

 

その結果、歯の神経を抜く抜髄(ばつずい)が必要となるのですが、それだけでは不十分です。

 

なぜなら、根管内には歯髄の断片や感染性の物質などが残存しているからです。

 

それらをきれいに取り除かなければ、虫歯を完治させることは不可能です。

 

数週間から数ヶ月かかる歯科治療

根管内はとても細く、複雑な構造を呈していることから、治療が完了するまでに数ヶ月の期間を要することも珍しくありません。

 

それだけ長い期間がかかる歯科治療は、ブリッジや入れ歯、あるいはインプラントくらいなので、途中で通院を止めてしまう人もいらっしゃいます。

 

もちろん、ケースによっては数週間で終わることもありますが、患者さまにとってはやはり長く感じることでしょう。

 

根管治療を途中でやめるとどうなる?

根管内が無菌化されないまま治療を中断すると、感染の範囲が徐々に広がっていきます。

 

最もわかりやすい症状は、根尖性歯周炎です。

 

歯の根の先に細菌や感染性の物質が漏れ出て、膿の塊を作ります。そうなると歯を残せる可能性も大きく減少します。

 

まとめ

このように、根管治療は重症化した虫歯を完治させる上で必須ともいえる処置です。

 

場合によっては歯を残せるかどうかが決まる重要な治療なので、一度始めたら、最後まできちんとやり遂げましょう。

 

根管治療が完了したら、土台を作り、被せ物を装着します。

 

その後も虫歯が再発しないよう、セルフケアとプロフェッショナルケアを両立させなければならない点にもご注意ください。