正しい歯磨きの方法について
2019年7月16日
皆さんこんにちは。
二階堂歯科医院です。
皆さんは、毎日どのように歯磨きを行っていますか?
歯磨きというのは、小さい頃に身に付くものなので、大人になってからは無意識にブラッシングしてしまう人が大半かと思われます。
けれども、その方法が必ずしも正しいとは限らないため、必要に応じて修正が必要になります。
そこで今回は、当院の定期検診でもお伝えしている正しい歯磨きの方法について詳しくご紹介します。
一般的に歯ブラシは、鉛筆を持つような形の「ペングリップ」で把持するようにしましょう。
手のひら全体で握る「パームグリップ」では、歯を磨く際のブラッシング圧が高くなり過ぎてしまうからです。
ペングリップであれば、過剰な力がかかることもありませんし、手首を上手く使った繊細な操作も可能となります。
毎回の歯磨きが1分以内に終わるという人は、おそらく歯列全体を横断するように、大きなストロークでゴシゴシとブラッシングしていることでしょう。
「フォーンズ法」や「スクラビング法」など、そうした磨き方をあえて行うこともありますが、基本的には1歯1歯ていねいに磨くことが大切です。
これは意外に時間のかかる磨き方だけに、毎日の歯磨きで実践できている人はそこまで多くないかと思います。
けれども、正しい歯磨きの方法としては、とても重要なポイントといえます。
個々人で歯並びが異なるように、磨き残しが多くなる部分というのは人によって異なりますが、共通しているところもあります。
それは歯と歯の間と、歯と歯茎の境目です。
これらをきちんとブラッシング、あるいはフロッシングすることが、口腔衛生を保つ上で重要といえます。
このように、歯ブラシの持ち方や動かし方、重点的に磨く部位などを意識しながら、プラークフリーな状態を作れるように努めましょう。
正しい歯磨きの方法については、まだまだお伝えしなければならない点がありますので、オーラルケアを徹底したい方はぜひ当院までお越しください。