歯ぎしり対策用マウスピース「ナイトガード」について
2018年11月7日
皆さんこんにちは。
小倉北区で30年、この地域の患者様のお口の健康をお守りしてきました二階堂歯科医院です。
朝目が覚めるとあごが疲れていたり、ご家族から睡眠中の歯ぎしりがうるさいと言われたことはありませんか?
今回は、歯ぎしりの影響を抑えるためのマウスピース「ナイトガード」についてお話いたします。
睡眠中に気づかないうちに歯ぎしりをしてしまう人は珍しくありません。
歯ぎしりを放置していると、次のいくつかの問題が起こりやすくなります。
・あごが疲れる
意識しないであごに力を入れることになるため、起きるとあごに疲れを感じることがあります。
・歯周病の進行
歯ぎしりによって歯ぐきにダメージを受けると、歯周病が進行しやすくなります。
・歯がすり減る・割れる
毎晩歯ぎしりをしちえると歯に負担がかかり、歯がすり減ったり折れることがあります。
・歯並び・噛み合わせが悪くなる
特定の歯に負担がかかることで、歯並びや噛み合わせが悪化することがあります。
・顎関節症を起こす
歯ぎしりによってあごの関節がずれて顎関節症を起こすことがあります。
・肩こりや頭痛などが起こる
長時間食いしばることで、頭や首まわりの筋肉が疲れて頭痛や肩こりを起こしやすくなります。
・詰め物・被せ物が取れる
歯ぎしりで歯に力がかかることで、詰め物や被せ物が取れやすくなります。
・同じ寝室で眠る家族の迷惑に
歯ぎしりの音が気になって、同じ寝室で寝ている家族がよく眠れなくなることがあります。家族の健康を守るためにも歯ぎしり対策を考えたいですね。
睡眠中の歯ぎしりは無意識のうちにやってしまうものです。そのため、自力で治すのはほぼ無理と言えます。
当院では睡眠中の歯ぎしりを抑えるために、歯ぎしり対策用マウスピース「ナイトガード」をお作りしています。
「ナイトガード」をつけても歯ぎしりはなくなりませんが、次の効果は期待できます。
・歯のすり減りを防ぐ
歯に代わってマウスピースがすり減っていきます。
・歯の折れを防ぎ、詰め物・被せ物を取れにくくする
マウスピースによって歯列が固定されるため、歯ぎしりの負担が特定の歯にかかりにくくなります。そのため歯の折れや詰め物・被せ物の破損が起こりにくくなります。
・歯並び・噛み合わせの悪化を防ぐ
マウスピースによって歯列が固定されるため、歯並び・噛み合わせに影響が及びにくくなります。
・顎関節症になりにくくなる
マウスピースに負担がかかることで、あごへの負担も軽減できます。
二階堂歯科医院では「ナイトガード」を保険適用で製作しております。
睡眠中の歯ぎしりに気づいたら、歯やあご、全身に影響が及ぶ前に当院までご相談ください。