歯ブラシだけでしっかり歯磨きできていますか？
2022年8月28日
皆様、こんにちは。
北九州市小倉北区の二階堂歯科医院です。
むし歯や歯周病を予防や、お口の健康を維持するためには、毎日の歯磨きがとても重要です。
しかし、毎日しっかりと磨いているつもりでも磨き残しがあることが多く、むし歯や歯周病になってしまうこともあります。
そんなときに役立つオーラルケアグッズについて、お話ししていきたいと思います。
先ほどお話ししたように、毎日丁寧に歯磨きをしていても、磨き残しがあるせいでむし歯や歯周病になってしまうことがあります。
また、長いマスク生活で、お口のにおいが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
細かい隙間やかみ合わせの悪いところは、歯ブラシがうまく届かず、プラーク(歯垢)が十分に落とせていなかったり、食べかすが残ってしまっていたりします。
歯ブラシ以外のオーラルケアグッズを使用することで、より効果的にお口の健康を保つころができます。
デンタルフロスは、糸状の清掃器具で、歯ブラシの毛先が届きにくい歯周ポケットの中の汚れをかき出すためのものです。
主に、糸のみの形状のものと、持ち手のついたものがあり、糸のみのタイプは、手から肘くらいの長さを左右の指に巻き付けて使います。
歯と歯が接触しているところや歯の根元のあたりなど、どうしても歯ブラシが届きにくい部分の汚れをしっかりとかき出してくれます。
歯磨きの際に一緒にデンタルフロスも使用すると、磨き残しがかなり減るため、よりお口を衛生的に保つことができます。
歯間ブラシとは、細い毛先の付いたブラシのことです。
ブラシは金属製のものやシリコン製のものが販売されており、シリコン製のものは歯ぐきを傷つけにくく、より歯ぐきにやさしい作りになっています。
歯と歯ぐきの隙間や、加齢や歯周病によって歯ぐきが下がって歯根が露出した部分など、歯ブラシの毛先が届きにくい部分に出し入れして、残った汚れをかき出します。
隙間が狭い部分はデンタルフロスで構いませんが、隙間が広い部分には歯間ブラシが便利です。
ドラッグストアやスーパーでは、歯ブラシ以外にもさまざまなオーラルケアグッズが売られています。
デンタルフロスや歯間ブラシの他にも、デンタルリンスやタフトブラシ、舌ブラシなどがあり、それぞれ適した部分に使用すると、お口の健康を保つのにとても効果的です。
ただし、お口の中はご自分では確認できない部分も多いもの。
そのため、定期的に歯科医院でチェックを受けるほか、クリーニングやフッ素を塗布してもらったり、ご自分の歯並びに合った歯磨き指導を受けたりすることも大切です。
毎日の「セルフケア」と並行して、歯科医院での「プロケア」も受けて、で、お口を健康に保ちましょう。
